わたしは2018年5月から『リピート系注文』という手法で金CFD投資をしています！
いままでの利益の累計(2022年11月末時点)は
金CFD(元手200万円)
→55ヶ月で1,652,113円(平均年利18.02%)
です！
この記事では金CFDをリピート系注文をつかって運用していくうえでの、わたしがおすすめするリスク管理の方法を紹介します☆
- リスク管理ってなに？
- リピート系投資のリスクとは
- 強制ロスカットされないための対策
リピート系投資のリスク管理におけるわたしの考え方は…
ロスカットしない・させない！
『ロスカットしない・させない』リスク管理について、くわしく説明していきます！
金CFDでリピート系投資を実践している人は、ぜひ読んでいってくださいね☆
リピート系投資の仕組みがわからない方は、先にこちらの記事をお読みください！
ちなみにわたしが金CFDで使っている証券会社は、GMOクリック証券です！
リスク管理って？
そもそも、リスクって管理できるの？
リスク管理とは、リスクをコントロールすることです。
投資のリスクって、自分にはどうすることもできないものだと思ってはいませんか？
もちろん完全にリスクを０にすることはできません。そんなことは不可能です。
リスク0☆なんて言ってくる投資は絶対詐欺！！
でも投資において、じぶんの力でリスクを減らすことはできるんです！
難しい計算や特別な手法が必要なわけではありません。
実は投資をしているみなさんは、無意識にもうやっていることです。
たとえば、100万円貯金があるとします。
全額投資にまわすのは怖いし、20万くらいにしておこう！
これだって立派なリスク管理です。
投資金額を100万円から20万円に減らすことによって、リスクをコントロールしたわけですね。
じぶんの力で、リスクを管理していきましょう！！
リピート系投資のリスク
リスク管理をするには、その投資のリスクについてしっかり理解していないといけません。
リピート系投資はかんたんで時短なので、ついリスクのことは頭から抜けてしまいがち…
でも、リピート系投資で一番重要なのはリスク管理！！
むしろリスク管理さえしっかりやれば、少々のミスは大損につながらない投資法です☆
ではリピート系投資のリスクって、なんでしょうか？
値段が大きく下落し続けていったら、資金が足りなくなってしまうこと
(FXなどは売りポジションを持つこともありますが、分かりにくいので、買い下がっていく場合のお話をします。)
リピート系投資は値段が上下する・もしくは上がり続けた場合には、買った金を売ることで利益を得ます。
でも、値段が下がり続けていくと、どんどん金の数が増えて、含み損がふくらんでいってしまうんです。
持っていた資金がなくなってしまうと、ゲームオーバー(強制ロスカット)です。
これがリピート系投資の唯一にして最大の弱点といえるでしょう。
つまり、リピート系投資は絶対に強制ロスカットを避けなければいけない投資法です！
強制ロスカットとは？
含み損がふくらんで、これ以上拡大すると借金になってしまうような場合に、証券会社が強制的にポジションを決済するシステムです。
完全ではありませんが、借金からわたしたちの身を守ってくれるためのシステムなんですよ！
とはいえ、強制ロスカットされると大損です…
強制ロスカットのくわしい説明はこちら！
GMOクリック証券で金CFD投資をしている場合は、強制ロスカットのシステムが独特なので注意しましょう！
わたしもGMOクリック証券を使っています。
くわしくは以下の記事をお読みください↓
強制ロスカットされないためには？
資金が危なくなってきた時に、強制ロスカットされない方法は2つ！
- 資金が危なくなる前に、じぶんでロスカット(損切り)していく
- ロスカットせず、資金管理しながら上がるのを待つ
どっちがいいんだ…？
こっちが絶対正解！というのはありません。
ただわたしは②のロスカットせず待つの方が良いと考えています。(特に初心者のうちは)
つまり、
ロスカットしない・させない！
がわたしの考えるリスク管理の方法です☆
では、なぜ投資初心者がロスカットしない方がいいのか、説明していきます。
なぜロスカット(損切り)しない方がいいの？
なぜじぶんの判断でロスカットしない方がいいのかというと…
ロスカットするタイミングが非常に難しいからです！
もうこの値段まで上がってくることはないだろう！
と思っても、すぐに上がってくるかもしれません。
未来は誰にも分からないのです。
初心者が値動きを予測していい感じにトレードするのは、不可能に近いです…
しかもリピート系投資はひとつひとつの利益の額が小さいので、ロスカットすると、その損失で簡単に利益が帳消しになってしまいます。
そして、いつロスカットするかの判断をじぶんでするとなると…迷いがうまれますよね。
リピート系投資の、じぶんの判断や感情の入る余地が少ないという利点がなくなってしまうんです。
だからわたしは、そもそもロスカットしなくてすむように余裕をもった運用をすることをオススメします！
では、ロスカットされないために出来る具体的な方法を紹介していきますね☆
強制ロスカットされないための、5つの対策
強制ロスカットされないためにできる、おもな対策は5つです！
- 投資金額・買い下がる値幅に余裕をもたせる
- 追加入金用の資金を取り分けておく
- 買い下がる値幅を広げる
- 1度に買う数を減らす
- 買うのをやめる
1．投資金額・買い下がる値幅に余裕をもたせる
はじめの設定が一番重要です！
- たっぷりの資金で
- 広めの値幅で買い下がる
この2つで、リスクを抑えることができます☆
リピート系投資は、大きな下落にじぶんの資金がどこまで耐えられるかが勝負でしたよね。
つまり、資金に余裕があればいいんです。
そして資金とリスクの関係を決めるのが、買い下がる『値幅』です。
リピート系注文は、『〇ドル下がるごとに１つずつ買い、その値段より△ドル上がったら売る』という手法です。(くわしくはこちら)
今回『値幅』とよんでいるのは、買い下がる値幅＝〇ドルのことです。
買い下がる値幅が狭いほど、下落時に金の数が増えて含み損も大きくなります。
値幅を広くすれば、含み損を抑えることができますね！
そのかわり、値幅が広いと利益も減ります。
買い下がる値幅は、
この値段までは下がっても大丈夫なように、この値幅にしよう！
というように決めていきます。
このここまでなら下がっても耐えられる！というラインを、できるだけ下の方に設定することが重要です。
特に初心者は慎重に！！
広い値幅で始めてみて、様子を見ながら狭めていけばOKです◎
わたしが値幅を決めたときは『投資のメソッド』という書籍を参考にしました！
金を買い下がっていく値幅の設定のしかたは、こちらの書籍に計算式が書いてあり、くわしく説明されています。
2．追加入金用の資金を取り分けておく
いざという時に追加できる資金を用意しておくのは、有効な対策です！
どれくらい用意しておくべきかな？
正解はありませんが、運用している金額の半額を取り分けておくと、かなり安心できますよ。
半額はかなり多いですが、初めはなるべく安全策を！じぶんで運用しながら調節しましょう☆
せっかく余裕資金なのに、もったいなくない？
もちろん余裕資金をすべて運用した方が、利益は大きくなります。
でもわたしは投資で大儲けしたいのではなく、資産を長期的に増やし続けていきたいんです！
利益を追求するより、退場せずに長く続けていくことを大事にしています。
もう少し攻めた運用がしたい場合も、慣れるまでは低リスク運用がおすすめですよ！
3．買い下がる値幅を広げる
値幅が狭いほど、たくさんのポジションを持つことになります。
その分、リターンも大きくなります。
値幅を広げることで、含み損が拡大する速度をゆるめることができます！
ただし、その分利益も小さくなりますよ。
値幅を広げる決断は早めに！
4．一度に買う数を減らす
多額の資金を運用していて、金を2つずつ・3つずつ買っている場合にのみ使える方法です。
資金が危なくなってきたら、まずは一度に買う数を減らししましょう。
もちろんリスクが減るかわりに、利益も小さくなります。
5．買うのをやめる
最終手段です！
どうしても資金が足りなさそうな時は、一度買うのをやめる手もありますよ。
これが一番含み損の拡大する速度がゆるみます。
いま持っている金の下落にのみ、耐えられればいいわけです。
そのかわり、利益が出なくなってしまいます。
最終手段ですが、資金が足りない場合は早めの決断を！
6．上昇しすぎた場合は…
下がっていくときはここまで紹介した1～5のように対策をしていくのですが、上昇しすぎた場合も注意！
上昇しすぎると、ここまでなら下がっても耐えられる！のラインまで下がった時の含み損が大きくなってしまいます。
なので、『〇ドルまで上昇したら、ラインまで下がった時の含み損はいくらになるんだ？』を計算して、手持ちのお金で耐えられそうにない場合撤退も視野に入れましょう！
過去に想定以上に上昇したときの体験談を貼っておきます↓
資金が残っていても、強制ロスカットに注意！
追加する資金を用意してあっても、証券口座に入金しないと強制ロスカットされてしまいます。
あまりに放置していると、資金が不足していることに気付けずロスカット…なんてことも。
恐ろしいですよね。絶対に気をつけてほしいです！
日頃から口座の状況を確認して、強制ロスカットを防ぐことが大切です。
そのために、わたしは投資成績ノートをつけることをおすすめします！
週末に10分程度の作業ですが、リスク管理に効果ありですよ☆
くわしいノートのつけ方は、以下の記事で解説しています。
じぶんでロスカットした方がいいパターンも！
ロスカットしない方がいいと散々言ってきましたが、ひとつだけロスカットした方がいいパターンがあります。
それは、税金対策です！
ロスカットで、確定申告を回避できる場合があります。
ロスカットによる税金対策は、こちらの記事をお読みください！
スワップ損も抑えられて、確定申告も回避できて、一石二鳥です☆
やったね！
金CFD投資はマイナススワップに注意！
金CFD投資は買いポジションがマイナススワップ(＝マイナスの金利調整額)です。
買った金を持っているとスワップポイントを支払う必要があります。
変動はしますが、GMOクリック証券では1日あたり大体10円の支払いです！
つまり、金は長く持っているほど損失が大きくなってしまうんです！
値段が大きく下落してなかなか上がってこないと、マイナススワップが大きくなってきて不安になってしまいます。
どうしよう…ロスカットしようかな…
でも損切りするタイミング・何個損切りするのか、すごく難しい判断です。
二度と戻ってこないと思った値段に、すぐ戻ってくるかもしれません。
金はいずれ値段が上がっていく資産…とわたしは考えているので、スワップポイントをもらえる売りポジションを持つのも、リスクが大きいと感じます。
なので、わたしは損切りはしないで待つ方針をとっています☆
現状はマイナススワップ込みでも、十分に満足のいく投資成績をだせています！
マイナススワップは、気にしすぎないようにしましょう！
リスク管理で資産を守ろう！
- リスクは自分の力でコントロールできる！
- リピート系投資のリスクは、大きな下落に資金が耐えられなくなること
- 自己判断のロスカットは難しいからおすすめしない
- 強制ロスカットされないように、対策をとろう
- 毎週末に投資成績ノートでふりかえろう
- 確定申告を回避する目的での、ロスカットはあり
- マイナススワップ(金利調整額)は、気にしすぎない
強制ロスカットされないための、具体的な対策は…
でした☆
このように自力でリスクを小さくしながら利益を出していけるところが、リピート系投資の良いところ◎
リーマンショック級の下落が起きたらおしまいの投資なんて、怖くないですか？
じぶんがなんのために投資をするのか、どこまでリスクを取りたいのか…
ぜひ一度考えてみてほしいです！
この記事が、資産を守るために少しでもお役に立てたら嬉しいです☆
わたしはGMOクリック証券で金CFD投資をしています！
スマホアプリが使いやすくて、おすすめです☆
金CFD投資におすすめの証券会社ランキングはこちら↓
GMOクリック証券の強制ロスカットシステムは独特なので注意しましょう！
くわしくは、以下の記事をお読みください☆
金CFDの始め方～続け方をまとめた記事はこちらです！
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