こんにちは!ミーコ(@miiko_rabbit)です。
つみたてNISAで楽天証券を使っている方・検討している方多いと思います!
今年に入り、楽天証券の大きな魅力であったポイントまわりについて大幅な変更(改悪)があったので、そのまとめと今後どういう方針をとればよさそうか記事にしました☆
- 楽天証券の変更点まとめ
- SBI証券との比較
- 今後どうするべきか
さきに結論が見たい方はポチッ↓
楽天証券変更点(改悪)
1.カード決済のポイント還元率が下がる
いままで楽天証券では、投信積立のカード決済で1%分のポイント還元がされていました。
それが2022年9月から
- 代行手数料0.4%以上の銘柄→1%還元
- 代行手数料0.4%未満の銘柄→0.2%還元
にダウンします。
還元ダウンの銘柄は、人気のeMAXSIS Slimシリーズを始めとした多数の人気銘柄。
※楽天カードクレジット決済ポイント還元率0.2%対象銘柄一覧(2022年1月末現在)より
かなしみ…
そのかわりに、楽天キャッシュ決済という新しい決済方法が追加されて、そちらは0.5%還元になります。
楽天キャッシュ決済については、今年いっぱいはキャンペーンもあわせて1%還元です☆
9月以降は楽天キャッシュ決済への変更を検討するのがよさそうですね。
- 楽天カードからオートチャージできる(予定)
- カード決済との併用可能
- 月5万円分まで
- 買い付ける日付は選べる
- 特定口座も対応(iDeCo×ジュニアNISA×)
こんな特徴がある決済方法のようです♪
楽天カード決済→楽天キャッシュ決済への変更は簡単にできるそう。(移行サービス6月提供開始予定)
まとめると…
くわしくは楽天証券のお知らせを見てね!
2.SPUの条件が厳しく
お次はSPU!
いままでは投資信託を1ポイント以上使用して500円以上買い付ければ+1倍でした。
それが2022年4月から以下のように変更となります。
まずマネーブリッジの設定が条件に加わりました。
また、投資信託3万円購入で+0.5倍、米国株3万円購入で+0.5倍(使うポイントはどちらも1ポイント以上でOK)とかなり条件が厳しく…
- 投資信託の方は、月3万円以上でつみたてNISAしている人は引き続き達成できそう
- 米国株の方は、積立が対象外・外貨決済は対象外・手数料無料ETFは対象外と継続的な達成はかなりむずかしい印象
むむむ…
楽天市場でのお買い物が多い人には悲しいニュースですね。
くわしくは楽天証券のお知らせページを見てね!
3.もらえる投信保有ポイントの減少
楽天銀行のハッピープログラムのサービスのひとつに、楽天証券の投資信託保有残高におうじて楽天ポイントがもらえるものがあります。
現在は残高10万円ごとに、銘柄に応じて毎月以下のポイントがもらえます。
※楽天銀行HPより
それが2022年4月からこのように変更になります↓
※楽天銀行HPより
いままで毎月もらえていたポイントが、節目でしかもらえなくなってしまいます。
これは残念…
4.増額設定分のカード決済ができなくなる
すでにつみたてNISAを開始している人にはあまり関係ないお話ではありますが、増額設定分をカード決済することができなくなりました。(これはすでに変更がされています)
増額設定は、年の途中からつみたてNISA始める場合によく使う注文方法ですね!
そのかわりひとつの注文でカード決済と証券口座引き落としを併用できるようになりました。
また、これはプラスな変更ですが…増額設定をつかえる条件がすこしゆるくなっています!
増額設定の変更についてくわしくはこちら
5.(おまけ)マネーブリッジの金利上昇に制限
直接は投資と関係ありませんが、楽天証券と楽天銀行を連携させる『マネーブリッジ』の金利上昇に制限がかかりました。
※楽天証券公式HPより
いままでは残高関係なく金利0.1%だったところ、2022年4月からは300万円以下の部分のみの適用に。
SBI証券との比較
もともとつみたてNISAの2強は楽天・SBIでした。
以前は1%還元やSPU、楽天ポイントが使いやすい点などから楽天証券優勢でしたが、今回の変更にともなってSBIが優勢な状況に…!
ポイント面でどのような違いがあるか見ていきます☆
カード決済のポイント
SBI証券のカード決済は去年始まったばかり!
使用するカードによってポイント付与率に違いがあります。
いわゆる『ふつうのカード』である三井住友カード(NL)(※NL=ナンバーレス)では、0.5%!
これは来年以降の楽天キャッシュ決済と同じ付与率になりますね。
ゴールドカードやプラチナカードなら還元率が高いのですが…年会費もかかりますし、われわれ一般ピープルにはハードルが高いです…
その中でも狙い目は『三井住友カード ゴールド(NL)』☆
ポイント付与率は1%。
なぜ狙い目なのかというと、年間100万円使用することで、今後年会費が永年無料になるからです!!
それはすごい…
しかも2022年4月までは初年度も年会費無料になるキャンペーン中!
ただ100万円ってそう簡単に達成できるものではないので、いけそうな方はぜひ前向きに検討してみてくださいね♪
家賃カードで払える方はハードル低めかも…
カードの登録方法などは以下の記事で解説しています↓
投信保有ポイント
『投信保有ポイント』はSBI有利です。
月間平均保有金額にたいして、Tポイント(Pontaポイントも可)が貯まるサービス☆
ただし人気のeMAXIS Slimシリーズなどでは、0.042%など少しポイントダウンなのでご注意を!(指定銘柄の付与率)
楽天証券では節目でしかつかないポイントが、SBI証券では継続的に毎月もらえます。
特に投資信託をたくさん保有している人ほど、その影響は大きくなりますね。
投信保有ポイントをもらう方法は、以下の記事で解説しています↓
そもそもVポイントって?
…ていうかVポイントってなに?
『Vポイント』ってどう使うんだ?って思う方も多いと思います☆
ネットショッピングなどにも使えますが、おすすめはカードの支払いにあてること!
1ポイント1円で使えますし、お買い物で使うよりお得に使うことができます◎
投信積立でカード決済するためにどのみちカードを作るので、『使い道ない問題』に直面することはなしです!
ちなみにポイントの有効期限は獲得月から(通常カードは)2年間♪
今後どうするべき?
すでにつみたてNISAを始めている人
すでに今年1円でもつみたてNISAの枠を使っている人は、今年分の変更はできません。
来年分からどうするか検討することになります☆
なのであせらなくてOK!
とりあえず9月分からの楽天キャッシュ決済への切り替えはやっておきましょう(7/12~8/12)!
来年以降も楽天キャッシュ決済をつかえば0.5%還元、SBI証券での通常カードでの決済0.5%と同じです。
投信保有ポイント分、SBIの方が有利ではありますが…
楽天市場をよく使う・楽天ポイントの方が使い勝手がいい人は、引き続き継続でいいと思います◎
また変更の手間を考えると、積立金額の小さい方は継続でいいかも。
ポイント多いほうがいい方・VポイントやTポイントを使いそうな方はぜひSBI証券への金融機関変更を検討してみてね♪(変更の手続きができるのは10月から!)
つみたてNISAは移管できないので、口座が2か所にまたがってしまうことは覚えておきましょう!
今年は変更できない!来年以降は…
- 継続でよさそうな人
☆楽天をよく使う
☆積立金額がちいさい
☆ポイントを気にしない - SBI証券へ変更が良さそうな人
☆ポイントが高いほうがいい
☆VポイントやTポイントを使う
これから始めようと考えている人
これからつみたてNISAを始める方、現在ポイント面が有利なのはSBI証券です!
特にゴールドカードの100万円を使えそうな方は迷わずSBIがおすすめ♪
通常カード想定の場合は、還元率は楽天キャッシュ決済と同じですが投信保有ポイントがSBI有利なので…
ユーザー獲得に積極的な企業を使う方が、さまざまな恩恵を受けられる可能性は高いです♪
特定口座の分について
つみたてNISAの年40万円をうめて、さらに投資信託を買いたい場合…
基本的にはSBI証券でカード決済がおすすめ☆
優先順位としては…
- SBI証券でカード決済(月5万円まで)
- 楽天証券でキャッシュ決済(月5万円まで)
- 楽天証券でカード決済(月5万円まで)
『月5万円』はつみたてNISAを含めた数字です!
ただ楽天のヘビーユーザーは楽天証券 の②③優先でいいと思います◎
また、特定口座については『移管=うつす』という選択肢があります!
特に『投信保有ポイント』はSBI有利なので、たくさん投資信託を買っている人は移管を検討してみてもいいと思いますよ☆
ただふつう移管には手数料がかかり、楽天証券でも1銘柄あたり3,300円です。
けっこうお高いね!
でもいまならSBI証券で移管手数料を全額キャッシュバックしてくれるキャンペーンを実施中!しかもさいきん恒久化が発表されました♪
手数料かからないなら、前向きに検討できますよね!
あせらずに検討しよう☆
いろいろ変更があって複雑ですが、まとめてみました☆
ある程度方針は固まったでしょうか?
今年いっぱいは、楽天キャッシュ決済に変更すれば還元率に変化はありません!
あせらなくて大丈夫です◎
金融機関変更が可能になる秋まで、じっくり考えましょう。
今から始めるならおすすめはSBI証券です!
楽天ヘビーユーザーは楽天証券 でOK☆
とはいえ悩むと思うのであせらずに検討してくださいね◎
ただ投資は早く始めた方が有利なので、悩んで全然始められないくらいならとりあえずSBI証券で始めちゃいましょう!
来年からまた変更することも可能なので大丈夫ですよ☆