こんにちは!ミーコ(@miiko_rabbit)です。
わたしは1日5分の時短投資でお小遣いを稼ぎ、投資についてのブログを書いています。
2020年は、合計897,263円の利益をだすことができました!(年利18.69%)(※リピート系のみ)
(※くわしい投資成績はこちら)
Twitterでも、毎週の運用実績や投資に関することを発信しています☆
そんな私ですが、投資をはじめる前は
と思っていました。
投資のことを全然知らなかったのに、投資の一部分だけを見て、そう思いこんでいたのです。
そんなビビりで疑り深いわたしを、約1年かけて説得したのが夫です。

この記事には、わたしが夫に説得されるまでを書いています。
この記事をぜひ読んでほしいのは、こんな人たちです!
- 投資のことをよく知らない人
- 投資を始めようか悩んでいる人
- 投資にネガティブなイメージをもっている人
- 配偶者に、投資を前向きに考えてほしい人
そんな方たちにとってこの記事が、少しでも投資について考えてみるキッカケになればいいな…という思いを込めて。
夫がわたしに投資をしてほしかった3つの理由
金融機関で働いていると、できない投資がある

わたしの夫は、銀行で働いているのですが、会社の規定で株やFXをおこなうことが出来ません。
インサイダー取引(不正)を防ぐため、横領(会社のお金をぬすむ)を防ぐため…など理由はいろいろあります。
なので、我が家の資産を運用しようと思ったら、主にわたしがやらないといけません!
これが、夫がわたしに投資をしてほしかった、1つ目の理由でした。
会社によっては、金融機関でなくても投資に制限をかけている場合があります。
たとえばですが、株やFXはダメ、投資信託はOKなど…
家族のおこなう投資に関しても制限がないかどうか、勤務先の規定をしっかり確認してから投資をはじめましょう☆
将来の選択肢を広げたい

2番目は家族としての理由です。
夫は銀行員、わたしは専業主婦です。それがずっと続いていくものだと、わたしは思っていました。
しかし夫は、将来について色々と不安に感じていたようです。
いまの会社でずっと働き続けられるという保証はありません。
今も夫は忙しいのですが、上司は毎日会食、土日は全てゴルフでほとんどプライベートな時間が無いそうです。
もしいまのお仕事を頑張って出世できたら、どんどん忙しくなっていきます。
よく二人で「将来は家族での時間を大事に、のんびり過ごせたらいいね」と話していました。
それはなんとなくこのままたどり着く未来だと思っていたのですが、違うのかな…とわたしも思いはじめました。
たとえば投資で年間100万円の収入があったら、転職先の幅が広がるかもしれませんよね。
夫が働いて稼いできてくれているおかげでボケーッと生きていたわたしは、こんな当たり前のことにも気づきませんでした。
将来のいろいろな可能性をつぶさないためには、今のうちから投資をはじめて少しずつ資産を増やしていき、夫の仕事以外の収入を得る必要がありそうです。
お金を稼ぐことで、わたしに自信をもってほしい

夫が投資を勧めてきた3つめの理由が、「わたしに自信を持ってほしい」ことでした。
わたしは専業主婦です。
欲しいものを買うときには、毎月もらうお小遣いを使っています。
じぶんで稼いだお金ではないので、どうしてもお金を使うことに罪悪感を感じていました。
コンビニでお菓子を買うときも、
夫は気にしなくていいと言ってくれていましたが、お金を稼いでいない後ろめたさはなかなか消えませんでした。
小さいじぶんの買い物にも遠慮してしまうのは、正直ストレスです。
そんなとき夫の提案を聞いたわたしは
と思い、投資について少し前向きな気持ちになることができました。
わたしはなぜ、投資を怖がっていたのか?
わたしの性格が怖がりだから…というのはもちろん理由の1つです。
が、今回は日本人みんなに共通する環境的な原因を考えてみました。
学校では、お金について教えてくれない

みなさん、学校の授業で、お金について習ったことってありますか?
わたしはありません。学校でお金のことなんて習ったことがない、という人がほとんどではないかと思います。
税金のことすらよく分からないまま、社会人になっていく人が多いのです。
もちろんじぶんで調べれば分かることです。なので、すべてが学校のせいだと思っているわけではありません。
でも、日本はじぶんから積極的に調べようとしないと、投資や税金の知識は得られない環境なんです。
みんな学校の勉強や部活でいっぱいいっぱいです。投資や税金のことについて調べてみようとする学生が、どれだけいるでしょう…
少なくともわたしや周りの友達は、学生のときに投資や税金についての話なんてしませんでした。
投資のことをよく知らなかったから、じぶんが投資をすることを考えてもみなかったのです。
親がバブル世代

わたしの両親は、「バブル世代」です。
バブルが崩壊する前は、銀行の金利が高く貯金しているだけでお金が増えていく、お給料も働けばたくさんもらえる時代でした。
そして日本全体の株価が上がっていたので、深く考えずに株を買ってもどんどん上がっていきました。
しかし、たくさんの投資家たちが、バブル崩壊で大損してしまったのです。
そんな時代を生きてきた両親は、投資をしません。節約して、しっかり貯金しなさいと教えられました。
この価値観は、少なからずわたしに影響を与えていたと思います。
貯金が一番の考えは、悪いものではありません。
しっかりとした金銭感覚を身につけさせてくれた両親には感謝しています。
しかし、銀行の利率も低く、年金も少なくなっていくこれからの時代では、この考え方は通用しなくなっていくのかもしれません。
世の中には、投資の詐欺があふれている

投資のことをよく知らなくても、投資のサギに引っかかった人の話は耳にしたことがありませんか?
詐欺ではなくても、投資で大損した人の話なら聞いたことがあるかもしれません。
お金って、たくさんあれば嬉しいですよね。
生活に絶対必要ですし、たくさんあっても困らないものです!
みんなが欲しいお金!…つまり投資の詐欺は、もうかります。
投資にすこし興味をもっても、目に入ってくるのは怪しい言葉たちばかり。
コツコツ・堅実にやっていく地味な投資の情報は、なかなか手に入りません。
そんな状況も、投資=怪しい・ギャンブル、というわたしの思いこみに拍車をかけてしまったようです。
夫がわたしを説得した3つの方法
投資のメリットは少し理解できたわたしも、まだじぶんから積極的に動く気にはなりませんでした。
そもそも面倒くさがりで怖がりなわたしを、夫はどう動かしていったのでしょうか。
投資の本を買ってくる

じゃあやっといて!と丸投げされていたら、わたしは絶対に投資をはじめていなかったと思います。
まずは夫が投資の本をじぶんで買ってきて、読んでいました。いい本があったら、
とすすめてくれました。
わたしは投資なんて怪しいに決まってると思っていたので、
と、投資の本を読んでいきました。
これは怪しい!これはまあまあかな…ちょっと調べてみよう…とやっていくうちに、投資の知識を着々と身につけていくのでした。
投資をすると、どんな未来になるのか?を話す

たとえばいま200万円持っています。
そして、これから毎月3万円ずつ貯金していくとします。
30年後の資産は、投資をするかどうかでどのように変わるでしょう。
☆投資なし
→200(万)+3(万)×12(ヶ月)×30(年)=1280万円
☆投資あり(年利回り5%で複利計算、課税あり)
→約2700万円
※複利計算の話は、こちらの記事でくわしく書いています!
1280万と2700万です。びっくりしませんか??ものすごい差ですよね。
年数が長くなるほど、この差はどんどん広がっていきます。
そしてもし30年後に2700万円投資していれば…
年利5パーセントの135万円から税金を引いた分が、毎年の投資の利益となります。
これが時短投資だったら、ほとんど不労所得です。
毎月の積立金額をもっと増やせば…夢が広がりますね。
このように、具体的な数字をだして説明してくれました。
年に100万円、しかも仕事をやめてもずっと続く収入があれば、なにができるでしょうか?
・少し収入が下がっても、楽な仕事に転職してゆっくり家族との時間がもてるかも
・早く退職して新しいことを始められるかも
・老後も気兼ねなく旅行に行けそう
リアルに将来を想像できたことで、
と思えてきたのでした。
褒める

これは単純ですが、効きました。
少しでもわたしから投資の話をしたり、投資の本を読んだり、調べたりしていると…
毎日やっている家事にも感謝してくれるのですが、 投資について調べると夫はものすごく喜んでくれました。
専業主婦をやっているとなかなか得られない充実感があり、わたしはどんどんやる気になっていくのでした。
…わたしがチョロいだけかもしれません。
わたしの投資への思いこみ
わたしが投資について調べていくうちに、今までしていたいくつかの思いこみが、間違いだったとわかりました。
投資はギャンブル?

投資はギャンブルだという思いこみは、完全には間違いではありませんでした。
投資について調べて出したわたしの結論は、すべての投資がギャンブルなわけではない、です。
では、ギャンブルと言える投資と、ギャンブルでない投資の違いはなんでしょうか?
わたしはこう考えます。
①平均年利が高くても10%前後
②継続的に利益が出せる
③投資に根拠がある
①平均年利が高くても10%前後
世界一の投資家と呼ばれるウォーレン・バフェットという人がいます。
彼の平均年利は約20%と言われています。20%もあれば、世界の大富豪になれるんです。
なので、一般人のわたしたちは、よくて10%前後でしょうか…
あくまでも平均!というところがポイントです。
世界の経済状況は変わっていくので、ほとんど利益が出ない年があるのも普通です。
資産が1年で2倍(年利100%)!みたいなのが怪しすぎることは、分かっていただけたかと思います。
②継続的に利益が出せる
これは毎年同じ利益をだせる投資!ということではありません。
長い目で見て、多少の波はあっても継続的に利益が出せる投資という意味です。
なにかのラッキーで、たまたま1年だけ年利50%も出た!…なんてことは、よくあることかもしれません。
でも毎年50%出し続けるのは無理です。
50%を目標にするような投資は、50%に減るリスクも同時に背負うことになります。
それはもう、ギャンブルですよね?
どうしても目先の利益が大きい投資に心ひかれてしまいますよね。
でも、堅実に少しずつ利益をだし続けるような種類の投資もあるのです。
③投資に根拠がある
なんとなく…、周りが言ってるから…などの薄い理由の投資には、再現性がありません。(継続して利益をあげられない)
- 世界の経済情勢から
- 企業研究をして
- チャート分析をして
- 値動きの上下を利用したシステムで
- 資産を分散するため
どんな理由でもいいのです。
根拠がある投資は継続的な利益もだしやすく、失敗から学べるものもあると思います。
ただ、根拠があります!と言って、怪しい教材を売りつけてくる場合もあります。
そのようなときは、年利なんパーセントをうたっているのか?何年間利益を継続しているのか?などの情報から見極めましょう。
わたしは書籍は買いますが(レビューを読むor本屋で実物を手に取る)、投資の情報商材を買ったりセミナーに行ったことはありません。
正直、怪しいものが多い印象です…。
銀行に預けておけば安心?

銀行に預けておくのが、一番安全で安心だと思っていました。
しかし、そうではありません。預金はインフレに弱いと言われています。
インフレとは、物価が上がることです。
たとえば、1968年の大卒初任給は、月3万600円だったそうです。
いまより、かなり物価が低いことが分かりますね。
銀行に預けていても金利がほとんどつかない現在、もしインフレで物価が上がっていけば…。
金額は変わらなくても、価値が減っていってしまいます。
今後デフレになるかインフレになるかはわかりませんが、国はインフレを目指した政策を打ち出しています。
預金のリスクが低いのは確かですが、資産をすべて預金しておくのはやめた方が良さそうです。
楽をして稼ぐのは悪いこと?


これはあくまで気持ちの問題ですが、
一生懸命働いて稼いだお金は尊く、楽をして稼ぐのは悪いこと。
…みなさん、こう思っていませんか?
なんで世間一般にこのような風潮があるのかはよく分からないのですが、わたしもこう思っていました。
でもよく考えてみると、別にそんなことないですよね?なんとなくズルい感じがするからでしょうか?
もちろん違法なことはダメです!
投資で不労所得を得ようと思ったら、まずはこの考えから抜け出さないといけません。
お金の考え方について、『金持ち父さん貧乏父さん』という本があります。
じぶんが働いてお金を稼ぐだけでなく、お金を働かせて稼いでいく、という価値観の重要性を教えてくれる本です。
投資について考えている人なら1度は読んだ方がいいと言われている、超有名な書籍です。
ご存知の方も多いと思います。まだ読んだことないよ!って方はぜひ☆
投資への1歩を踏み出そう!
このように夫に説得されて投資について調べていくうちに、わたしの気持ちはだんだんと変わっていきました。
投資へのモヤモヤが完全に解消されたわけではありませんでしたが、思いこみからくる投資へのネガティブなイメージは、なくなっていました。
なにを始めるにも腰が重いわたしを、急かすことなく見守ってくれていた夫には感謝しています。
そしてついに、わたしは投資への1歩を踏み出してみることにしました。
…これが4年ほど前のできごとです。
それからは投資のことをたくさん本やネットで調べたり、実際に投資にチャレンジしたりしながら、だんだんと投資へのモヤモヤを解消していきました。
その時は株投資をやっていたのですが、やっぱりわたしには向いていないかも…と、その後投資から離れてしまいます。
株投資をやめるまでのことはこの記事に書きました!
そして2018年にいま実践している時短投資に出会います。
そのきっかけとなったある本との出会いについては、こちらの記事に書いてあります↓
この記事を読んだことで、投資へのイメージが少しでも変わっていたら嬉しいです!
我が家で実践している『時短投資』は、こちらで紹介しています☆
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